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水面

2018-06-06
カテゴリ:リハビリ部門紹介,全て見る
 こんにちは、言語聴覚士の池田です。
   先日は担当している小児の方の運動会がありました。
    
   
   その日は真夏のような天気になり、おなじく担当している作業療法士の佐々木と2人でお邪魔してきました。
   本人には内緒でしたけどね。
    
    
   最近ではすっかり身体が重くなってしまいましたが、私だって幼いころはスポーツ大好きで、カモシカのようだったんです(いやほんとに)。
   いつもいろいろ淡々とやっているようで、本当は人一倍負けず嫌いだった私。
   運動会の前もこっそりストイックに練習を重ねていました。それでもやっぱり陸上部の華やかな女子達にかなうわけもなく、何度も悔しくて泣いたなぁ……そして実はそれを知っている親は、それでも私のこの努力こそが1番だとほめてくれたっけ。
    
    
   そうして大人になり、この視点でみる運動会の景色は、博愛とは似ているようで違う、でも目の前で赤や白の帽子をかぶっている全員を無条件に心から応援したくなる、そんな新しい感覚でした。
    
   徒競走は誰にも負けないと意気込んでいるのかもしれないし、好きな子にいいところを見せたいと緊張しているかもしれない。お父さんお母さんに褒められたかったり、ただ普段から目立ちたがり屋さんなのかもしれない。
   そんないろんな彼らをトラックの外側から眺めるのは、晴れた日に防波堤に立ってさざ波をみているような、そんな穏やかな爽快さがありました。どこも綺麗で、風も気持ちよくて、つい見渡してしまうあの感じです。
    
    
    
   さて、応援合戦で涙し、別学年の綱引きや玉入れで涙(最近どうも感動しやすくて)しているうちに、担当している子が一生懸命練習してきた種目が始まりました。
   幸い我々は長身なので、何重の人垣にも慌てずいいポジションを……と移動して視界に入ったのは、脚立に乗って満面の笑みでカメラを構えているお父さん。
    
    
   はじめてみる、笑顔でした。
   リハビリの時はどちらかというと厳しい面が多く、そんな熱のこもったシーンに何度も居合わせていた私は、このお父さんの笑顔に、どうしようもなく、たまらなくなりました。
   そして、その笑顔の先にある姿を必死で追いました。
    
   動きが乱れることなく、見事なものでした。間違えることもなく、たまにこちらが見失うほど、堂々とあの速い流れに溶け込んでいました。
   真っ黒に焼けて、たくさん練習を重ねたのでしょう。周りの子と手を繋いだり、綺麗な列を作ったり、リズムをとったり。
   そして見せ場でにこやかに、ぴたりとポーズを決めたとき、その裏に重ねた努力や失敗、不安はきっと、ふわっと自信に変わったことでしょう。
    
    
    
   あぁ、なんて素晴らしい場に居合わせたのか。
   新しく、貴重な瞬間でした。こうして波が生まれていくのです。
   そしてこのシーンを目の当たりにした私たちもまた、これからさらにぴかぴかの気持ちで接することができると思います。この子だけではなく、担当している全ての方に。
    
   ご両親には心から感謝申し上げます。
    
    
   本人はきっと、「先生来てたのー!!」って驚くんだろうな。
 
 
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