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STAFF BLOG

オーダーメイド

2018-01-17
カテゴリ:リハビリ部門紹介,全て見る
こんにちは、言語聴覚士の池田です。
    
    先日はご依頼を頂き、施設にご入居されている方の嚥下評価にお伺いしてきました。
    ここでは嚥下訓練のお話を少し。
    
    言語聴覚士が行う嚥下訓練は、間接嚥下訓練と直接嚥下訓練の、大きく2つにわかれます。
    言語聴覚士以外のセラピストやケアマネージャーには、聞いたことがある…という方もいらっしゃるかもしれません。
    
    ここでは私の印象でのお話が多くなりますが、訪問リハビリに転向してからは、圧倒的に“飲み込み”のリハビリを多くご依頼いただくようになりました。
    失語症の方がいらっしゃらないわけでは当然ありませんが、「最近よくむせるんです」というご相談は本当に多いのです。
    
    では、私たちが評価にお伺いして何をするかというと、まずは現状を把握します。
    何を食べたら/飲んだら、どのように、どのくらい、むせてしまうのか。喉の全般的な機能と症状を照らし合わせながら確認していきます。
    口や口唇の動き、喉頭の動き、声質や呼吸の様子なども、それはもう細かく。
    また食思や体重の変化や元々の嗜好、ご性格、生活歴などもとても重要な情報です。
    
    評価後は完全オーダーメイドで進めていきますが、嚥下訓練を行う方全てに共通して行うのが、間接嚥下訓練です。
    
    間接嚥下訓練は、食物を用いずに進める訓練です。
    具体的には、例えば嚥下体操など口腔・嚥下器官に対して行う運動、呼吸のトレーニング、顔面や頚部のストレッチ、口唇や舌などへの筋力トレーニング、食事環境の調整などが挙げられます。
    
    そして直接嚥下訓練は、実際に食物を用いて行う訓練です。
    ごくわずかな水分でも、口腔内湿潤等の目的でなければ、直接訓練になり得ます。もちろんその方の嚥下機能に応じて、細かく内容が変わります。
    とろみ茶3ccを、STの嚥下促通を行いながら3口行うのがやっとの方もいらっしゃいますし、ご家族指導を行いながらご家庭でペーストなどをご用意いただいたり、ほとんど常食だけどこの一部だけはこんな風に対応して…という方もいらっしゃいます。
    
    その方の世界に合わせたオーダーメイドであることが訪問リハビリのいい点のひとつだと実感できたのは、私も最近のことです。
    ある嚥下促通手技が、この方にも、この方にも、効果があるとは限りません。
    おなじ「むせるんです」は、どの状態もミリ単位で違うものです。
    
    
    どうすればむせずに食事が摂れるのか、そこで「言語聴覚士に相談してみよう」という選択肢は、地域にはまだほとんどないのが現状です。
    実際に評価にお伺いするたびにそれを実感しますし、言語聴覚士が嚥下に対して何をするのかまだ知られていないんだなぁということもひしひしと感じます。
    
    まずは広く知っていただかなければなりませんね。
    少しずつではありますが動いていきます。
 
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