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STAFF BLOG

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2018-09-10

介護予防教室

2019-02-22
カテゴリ:リハビリ部門紹介,全て見る
皆様、こんにちは。
理学療法士の河部です。

先日、船橋市内の公民館で地域包括支援センターが主催の介護予防教室に講師としてお招きいただきました。

今回は転倒予防をテーマにリスク要因や姿勢・多重課題について地域住民の方々へお話しました。
実技では立位バランス練習や多重課題の中、脳を刺激する運動で一緒に体を動かしたり、皆さんとても熱心に取り組んでくださいました。

今日来れなかったお友達の分まで資料を持ち帰ってくださったりと、とても充実したお時間になったようでこちらも嬉しい限りです。
今後も皆様にご協力いただきながら、少しずつ地域の輪を広げ、参加しやすい街づくりに少しでも貢献できるように活動していきたいと思っております。
 

ぼちぼち訪問看護 ~回想録~ その㉕ 眺めのいい部屋

2019-02-21
カテゴリ:看護部門紹介,全て見る
こんにちは。看護部門・副管理者の大塚です。
訪問看護に携わって気が付けば20年余り・・。
「昔もあって、今も変わらないもの」「今までも、これからも大切にしたいもの」をぼちぼち綴ります。
 
Tさんのお宅に伺うと、いつものように娘さんが待っておられました。
Tさんの部屋は、窓から遠くに海が見える一番眺めのいい部屋です。
 
部屋に入ると、いつものようにTさんお気に入りのBGMが流れ、壁にはTさんが好きな花の写真やポスターがたくさん貼ってあります。
窓からの景色がTさんからも見えるよう、窓の近くに介護用ベッドが置かれています。
いつものように、私は娘さんと向かい合わせにベッドを挟むように立って、娘さんと一緒にTさんの身体をホットタオルで清拭し、お通じの具合を確認しおむつを交換。
ケアをしながら娘さんからTさんの最近の様子など聴きます。
Tさんに新しい寝巻を着せて、手足の爪や髪を整えます。
 
でも、今日はいつもと違う事が1つだけありました。
 
それは、Tさんが「亡くなられた」という事でした。
 
娘さんから、Tさんが息を引き取られたという連絡が入り、私はTさんをお見送りするための最後のケアの為に伺ったのでした。
娘さんから、一緒に手伝わせてほしいとの申し出がありましたので、いつものように娘さんと2人で最後のケアをさせていただきました。
「最初、私が初めて訪問看護の契約に伺ったのはずいぶん前になりますね。そして今日、最後の訪問をさせていただくのも私。本当にご縁がありますね。」と話しながら・・・。
 
Tさんと娘さんは、長年、母娘の2人きりで支え合って暮らしてこられました。
Tさんが寝たきりになられたとき、娘さんは仕事を辞めてお母さんの介護に専念することを決断されました。
娘さんにとって、大事な大事なお母さんでありましたが、24時間の介護はたやすい事ではありませんでした。
娘さんは体調の変動に一喜一憂し、常に不安や心配な気持ちが浮かんできます。
 
お母さんの為に良かれと思っても、ご本人は嫌で拒否をされる。一回の食事を1時間以上かけて介助する日々が続きます。
 
栄養と水分が、吸い飲みで少しずつしか飲めなくなった時、娘さんは
『私が、飲ませる事をあきらめてしまったら、その分母の命が短くなると思うと、やめられない。
でも、私が「一日でも長く生きていて欲しい」と思う気持ちを母に押し付けているだけかもしれない。
母は「早く逝きたい」と思っているかもしれない。』
苦悩を打ち明けられた時もありました。
 
ちょうど1年ほど前、危篤状態になられた時の事です。
これから起こる身体の変化についての説明をさせていただいた際に、亡くなられたときの衣類や遺影のお写真の準備などについてもお話しさせていただきました。
娘さんは、沢山あるお母さんの思い出の写真の中から一枚を選んで遺影を作成されました。
それは、Tさんがお元気で今より少し若い頃のお写真で、優しく微笑まれた素敵な写真が出来上がりました。額縁も白くて上品な感じでした。
 
その後、Tさんは回復され、娘さんとは「早すぎたわね。」としばらく笑い話のネタになったことは言うまでもありません。
せっかく作ったからと、いつの頃からかTさんの部屋に飾られるようになりました。
 
・・・・
娘さんと色々な昔話をしながら、最後にTさんの顔に薄化粧をすると、まるで眠ってらっしゃるように見えました。
いつものようにベッドの側ではこの1年間、娘さんを見守り続けてきた遺影の中のTさんが、静かに微笑んでいました。
 
窓の外はすっかり日が暮れて、遠くにぽつぽつと灯りが浮かんでいました。
 

ぼちぼち訪問看護 ~回想録~ その㉔お別れまでの時間

2019-02-08
カテゴリ:看護部門紹介,全て見る
こんにちは。看護部門・副管理者の大塚です。
新しい年が明け、もう2月。早いものですね。

訪問看護に携わって気が付けば20年余り・・。
「昔もあって、今も変わらないもの」「今までも、これからも大切にしたいもの」をぼちぼち綴ります。
 
休日。
利用者さん宅にお伺いし点滴の準備をしていると、オンコールの携帯電話が鳴りました。
数日前に訪問看護利用の契約が済んだばかりのTさんの奥様からです。

「昨夜から夫の調子が良くない。朝トイレに行こうとしたけれど、途中で動けなくなりベッドに戻れない。起こしに来てほしい。」という内容でした。
早々に点滴を済ませ、急いでTさんのお宅にお伺いました。
 
すると、Tさんはリビングの床に横になっておられました。
側で奥様と兄弟の方が心配そうに待っておられました。
私はTさんの顔を覗き込み、声をかけました。

(あっ、これは・・・・。)
Tさんの「がん」が見つかった時には、すでに末期の状態でした。
それでも、訪問看護の契約をされる1ヶ月ほど前までは「かっぷくの良いトラック野郎」としてお仕事もされていました。
契約時は痛みなどの症状はなく、同時に訪問診療も利用されるため、訪問看護は週1回で体調チェックをしましょうという事になっていました。

奥様の話では、この数日のうちにどんどん状態が悪くなられたようです。
昨日の朝食以降、食事はほとんど食べず寝てばかりで、今日は何も口にしていない。
そしてトイレに行くと言って起き上がったが、途中で動けなくなった。という事でした。
Tさんは、声掛けに目を開けうなずくことはされるものの、すぐ眠ってしまわれます。
身体は脱力してご自身では動けませんでした。
血圧などを測定後、4人がかりでTさんをベッドへ戻し、衣類を整え、主治医に状態の報告を済ませ、夕方には臨時の往診に入っていただくことになりました。

一段落し、私は今日初めてお会いした奥様に「ご主人とお別れまでの時間が長くはない事」をお伝えせねばなりませんでした。
往診時に医師から説明があると思うという前置きをした上で、ご主人とのお別れまで、あまり時間がない事、これから起こってくる身体の変化や急変の可能性についてお話ししました。

椅子に座って、奥さんの顔を見ながら、できるだけ分かりやすい言葉でゆっくり話します。
奥さんの目からは、ぽろぽろと次々涙が溢れ出てきます。
「一昨日までは元気そうだったのに・・・。」
同時に私も目の周りが熱くなるのを抑えながら、それでも私は話を続けました。

お別れまでの時間を入院して過ごされるのか。
自宅で過ごされるのか。
病院でできる事。
自宅でできる事。
私たちがお手伝いできる事を説明し、ご家族はどうしたいと思われるか話し合って欲しいとお伝えしました。
 
そして、何かあればいつでもオンコール携帯に連絡していただいてよい事、明日の朝一番でお伺いすすることを約束し、その日は訪問を終えました。
その後、Tさんはお別れまでの2日間をご家族と共に自宅で過ごされました。

病院では通常、病状の説明は医師が行います。
ご自宅の場合は、先に看護師から病状や予後について説明させていただく場合があります。
それは、医師も看護師も居ない状況での変化や急変に備え、「今、この時に」お話ししておかなければならないタイミングがあるからです。

Tさんの場合も、数日間の身体の変化の状況から考えて、いつでも急変が起こりうると判断しました。
主治医の往診までに急変が起こるかもしれません。私がお伺いしたタイミングが、「今この時」でした。

「今この時」を気付くことができる知識と直感力。
突然やってくる「今この時」に対応できる準備と対応力。
これも訪問看護師として、欠かすことのできないスキルではないかと思っています。

介護予防教室

2019-01-29
カテゴリ:リハビリ部門紹介,全て見る
こんにちは。
理学療法士の河部です。
 
本日、市川市内で介護予防教室(転倒予防)を開催させていただきました。
内容として「介護予防とは」「転倒の原因」「ロコモについて」など転倒リスクに関係あることを座学や実技を通して皆様と情報共有させていただきました。

実技では頭を使いながら体を動かすデュアルタスク要素を含めて行い、皆様終始笑顔で一生懸命に取り組んでくださいました。
お越しいただいた方からは「早速明日から毎日の習慣としてこの運動を取り入れてみます」と嬉しいお言葉も。

今後も皆様の健康寿命延伸に向けて微力ながら活動していきたいと思います。
 
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