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2018-09-10

ぼちぼち訪問看護~回想録~その㉗ 訪問看護師に、なりたい。

2019-04-12
カテゴリ:看護部門紹介,全て見る
こんにちは 看護部門・副管理者の大塚です。
~私が訪問看護の世界に飛び込んで、かれこれ20年。
「昔もあって、今も変わらないもの」「今までも、これからも大切にしたいもの」そんな日々の想いを、ぼちぼちお届けいたします~
 
4月。
新しい年度が始まりました。
今年度、訪問看護師を目指す看護師さん6人をお迎えしました。
・学生時代から訪問看護を目指していて、臨床経験を積んだので念願の訪問看護師として働きたい。
・以前から興味があり、結婚と転居を機会に訪問看護を始めたい。
・お子さんを出産後、看護師として復帰の際のチャレンジとして働きたい。
・夜勤が無い訪問看護に転職し、子どもの為の時間を作って子どもにもっと手をかけてやりたい。
・病院勤務の中での追われるような仕事でなく、1人1人と向き合って仕事がしたい。

理由はさまざま、動機もさまざま。
皆さん訪問看護は未経験の方ですが、誰だって初めての事は存在します。
私にももちろんありました。
 
 
臨床4年。
病棟では、中堅クラス。リーダー業務を任され、その日の業務の掌握、医師とのやり取り。後輩の指導、教育に当たる立場となります。
自信満々とまではいきませんが、それなりに自分では「できるナース」のつもりでいました。

「訪問看護師になりたい」私は念願の訪問看護師へ。
でも、業務についた最初の1カ月で、ほどなく私の自信はぺちゃんこになりました。
日本で最初に訪問看護を始めた病院の訪問看護科でしたので、そこで数年勤務している先輩や管理者の、視点やアセスメント・スキルの違いに愕然としました。
 
大まかにいうと、
医師に報告、そして医師の指示を実行する。
今日、このケアを完了する。

そういう単純な事ではないのです。
 
たとえば、熱が出たとき。
その熱源は何が考えられるのか?影響を与えている原因や環境は?
血液のデータの変化や体の変化はないのか。いつも発熱する際のパターンはないか。
抗生剤を投与してからの症状の変化はどうか、中止か継続か薬剤の変更か?
今後病状はどのようになっていく可能性があるのか。
介護の不足は何か?今の症状に対し症状を軽減できる対処は?ご家族ができる事は何か?
どのような治療の選択肢があるのか、本人ご家族は何を望まれるのか。

ざっくり挙げても看護師としてこのくらいの見通しを持ったうえで医師へ報告しますし、方針について医師に提案することもあります。
方針について医師と意見が異なる時もあります。
そして、その日お伺いして必要な看護を行い、ご家族へ説明や提案、介護法について助言をするのです。
 
訪問看護の訪問1回1回は『点』です。
そのたくさんの点がずーっとつながって、『線』になっていくような関わりなのです。
その線は、その方の『人生の線』と重なるべきなのです。
 
「私は今まで何をやってきたんだろう」
理想と現実の差が大きければ大きいほど、心の苦しみは大きいものです。
私の訪問看護師1年目はそんな日々の繰り返しでした。
それでも、「初めて」があってこその、「今」です。
 
春。
新しいチャレンジ、頑張ってください。
その先に見えるものを目指して、そして出会っていただきたいと思います。
進めば進むほど、出会えるものがありますから。
応援しています!!

無事見つけました(*^-^*)

2019-04-01
カテゴリ:会社案内,全て見る
桜がほぼ満開になり、いよいよ春本番かと思いきや、少し寒の戻りで寒い本日です。。
せっかくの桜達が顔を出してくれていますが、まだ早かったかと思ってしまいそうなくらいですね。
 
新人研修の当日、皆さんしっかり話を聞いてました!
また事務所内が賑やかになること間違いありません(^.^)
 
これから訪問先で様々なことを経験されると思います。
優しい先輩スタッフがたくさんいるので1人で悩まずに小さな事でも相談して解決していただきたいですね。
 
 
そして!!
今朝から行方不明になっていた子を発見しました!
やはり新人さんたちと一緒に研修を受けに行っていた模様です!!
何を学んできたのか聞こうと思います(*^^*)
 
 
新元号も決まり、気持ち新たに頑張っていかないとですね☆
今年度もどうぞよろしくお願いします♪
 

4月1日、今日から新年度です(^^♪

2019-04-01
カテゴリ:会社案内,全て見る
本日から新年度初出勤日という方も多いんじゃないでしょうか(^.^)
新元号が気になって仕方がないですね!!
 
そして皆さん、総合リハのアイコンはご存知でしょうか。
今朝Facebookを開いたんですが。。

あの幸せの鳥が行方不明に(;O;)
どなたか行方をご存知ではないでしょうか(;_:)
赤いリボンだけさみしく残されております。。
 
新入社員研修の本日!
もしかしたら新入社員さんを見守りに会場にいってるかもしれません!
鈴木は今から捜索に出たいと思います!!('◇')ゞ

ぼちぼち訪問看護~回想録~ その㉖ 3回目のさくら

2019-03-22
カテゴリ:看護部門紹介,全て見る
こんにちは。
看護部門・副管理者の大塚です。
~私が訪問看護の世界に飛び込んで、かれこれ20年。
「昔もあって、今も変わらないもの」「今までも、これからも大切にしたいもの」
そんな日々の想いを、ぼちぼちお届けいたします~
・・・・・・・
春生まれのKちゃんにとって、3回目のさくらの季節がやってきました。
(この、「ぼちぼち訪問看護~回想録~その① 笑顔の贈り物」の文中で最後に登場し、帰り間際に笑顔のプレゼントを1つ私にくれた、Kちゃんのお話です。掲載にあたり、お母様の許可を頂いています)
 
Kちゃんは生まれつきの病気で心臓と気管支が弱く、上手に呼吸をすることや、口からミルクを飲むことができませんでした。
誕生後、数カ月の入院を経て、鼻から胃まで管を通し、ミルクを注入する経管栄養を行いながらの自宅退院となりました。
 
初めてKちゃんに出会ったのは、お誕生後2ヵ月の頃でした。
大きな瞳は私を見ているかどうか、まだわかりません。
おなかがすいても泣くことはほとんどありません。小さくてほっそりしたKちゃん。鼻にはマッチ棒ほどの太さの管が入っています。
Kちゃんはベッドの中で、ただ、ただ、じっと、静かにねんねしていました。
 
まず、母乳を口から飲むことを練習し、その後、ミルクを経管栄養の管から1時間かけて入れる。
それを約3時間おきに1日7~8回。終わった後はミルクを吐かないようにしばらく抱っこ。
経管栄養の器具を片付けて、お兄ちゃんたちの世話や家事。Kちゃんは、まるで走った後のようなゼイゼイした息づかいになる事が何度も起こり、そのたびに抱っこ。
あっという間に次のミルクの時間がやって来ます。
 
私は訪問中、Kちゃんの体調チェックや鼻の管の交換の補助をしたりしますが、半分以上は育児に対する相談や助言、不安や心配事、今思っている事などKちゃんママとお話しする時間でした。
Kちゃんママは、毎日のお世話や家事に追われて大変でした。
でもそれ以上に、Kちゃんを元気に生んであげられなかった事への悲しみや、申し訳ない気持ちが強い様子でした。
時に涙しながら、私にお話ししてくださいました。
その後もKちゃんはミルクを吐いてしまい中々体重が増えない為、ポンプで持続的にミルクの注入が開始となりました。
また、呼吸状態が悪くなり、マスクタイプの人工呼吸器が導入となりました。
Kちゃんは、体調不良で入退院を繰り返す1年を過ごしました。

2回目のさくらの季節。
色々あった1年だったけれど、自宅で1歳のお誕生日が迎えられたことを、Kちゃんママと私は2人で喜び合いました。
Kちゃんママが言いました。
「今年のさくらを、こんなうれしい気持ちで見ることができて良かった・・・。
・・・去年のさくらは涙でいっぱいで、見ることができなかったから。」
窓の外は、もうすぐさくらが満開になろうとしていました。

そして、今年。
3回目のさくらの季節。
Kちゃんは、人工呼吸器は必要なくなりました。ゼイゼイもしません。
鼻の管もありません。口から離乳食だって食べられます。むっちりとした体形になり体重も増えました。
大きな瞳はじっと私を見てくれるし、「Kちゃん」と呼ぶとちゃんと振り向いてくれます。
お座りしておもちゃで遊ぶこともできるし、まだはっきりした言葉にはなりませんが、たくさんおしゃべりもしてくれます。
ハイハイは随分ハイハイらしくなってきました。
興味あるものへまっしぐら・・・やんちゃさんの予感です。
 
そして春から、Kちゃんも、Kちゃんママも新しいチャレンジが始まります。
Kちゃんは保育園入園。
Kちゃんママは職場復帰。
新しいチャレンジですから、大変なこともあるかも知れません。
KちゃんはKちゃんらしく、ゆっくり、ゆっくり。ひとつ、ひとつ。
KちゃんママはKちゃんママらしく、あせらず、いつもの笑顔で。
 
・・・・・・・・・・
Kちゃんは帰り際に私に向かって手を振って、「バイバイ」のプレゼントをくれました。
私は「まあ、Kちゃん、しばらく見ないうちに大きくなったわねえ~。」
と親戚のおばちゃんのように、必ず、また、会いに行きますね。
 
それから、
「Kちゃん、2歳のお誕生日おめでとうございます」
 
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